クアラ・ルンプール編


9月3日(火)

 マレーシア航空を使っていったのでヨーロッパに行く前にマレーシアの観光。クアラ・ルンプールに到着したのが午後まだ明るい時間だったかな。ホテルは2泊すでに予約してあったからあとはたどり着くだけ。しかし英語を話せない我々にとってはこれがなかなかの難題。まず現地のタクシーの運ちゃんにつかまった。突然いくらいくらですって説明しだす。多分ちゃんとした英語だった。日本より教育が行き届いているのだろうか?マレーシアの人はほとんど英語ぺらぺらだったな。その運ちゃんの提示した料金は明らかに日本人向けで、1.5倍くらいしたのでとりあえず換金しないと金がないからと振り切った。

 実際マレーシアのリンギットRMは成田で換金できなくて現地でやった。RM1≒¥30くらい。ホテルへはバスを使った。ホテルの目の前まで運んでくれて一人RM20だという。空港からクアラ・ルンプール市街までは高速道路で結ばれていてバスのくせにとばすこと。ハプニング2、高速道路は片側3車線あったのだがその真ん中の車線でバスが停まっているではないか!日本では考えられない。しかも俺たちの乗っていたバスはその故障したらしいバスの後ろに停まって乗客を乗せた。バスだから幅結構あるでしょ、すぐそこを160km/hでビュンビュン車が走っているそこを人が歩いてバスを乗り換えるわけですよ。せめて左に寄せたらいいのにね。危なっかしくって みてらんないよ。

 なんとか無事にホテルコンコルドに到着。すごくきれいで高そうなホテルだった。部屋までボーイさんが荷物を持ってきてくれた。そのボーイさんは一つだけ日本語をしゃべってくれた。「あ、そーかー!」俺とUッチーが喜んだもんだから満面の笑顔で繰り返す繰り返す。最後にチップを要求された。よくわからなかったのでRM10わたした。300円。一泊一人3000円のホテルだったから1割と思ってやったんだけど、未だにチップの相場はわからない。

 さて夕飯の心配をしなければならない時間になっていた。日が暮れて外をきょろきょろと歩くのはできるだけやめようということで、ホテルの一階にあったレストランでバイキング一人1300円くらいの食事を。海外一食目から贅沢してしまった。味付けはそんなに日本と変わらない・・・ものもある。焼きそばにはゴマンとスパイスを使ってその場で焼いてくれた。焼いてくれた人が俺の顔をみてしきりに指を指す液体をよく見たら「kikkomann」と書いてあった。醤油ですな。焼きそばにはどうかと思ったけど他のスパイスでまぎれてめちゃめちゃうまかった。でもその他はほとんどはカライ。必要以上にカライ。デザートはケーキにフルーツにいろんな種類があって力いっぱい口直ししてやった。

 次の日は丸一日時間があるからツアーにでも参加しようとホテルのロビーの人に聞いてみた。二階にビジネスセンターがあるからそこへ行けと言われていってみると、ほんとは日本語を話せるんじゃないの?って感じのきれいな人がひとりで小さな部屋にいた。聞いてみた。単語「sightseeing」これをイントネーションを変えながらひたすら言い続けると通じる。3種類くらいのツアーから一番安いのを選んで参加者識別用のシールを4枚受け取って部屋に帰った。料金は1000円くらいだったかな。少林サッカーを見ながら明日の作戦を軽く話した。

 俺とU山は風呂に入ったあと二人で喉渇いたねと、汗だくになるまで部屋でサッカーをした。小一時間ほどで逆効果であることに気づいたが水がなくて泣きながら寝た。


9月4日(水)

 朝飯はホテル代に含まれていたので何の心配もせずにレストランに行ってたらふくカライ飯を食えた。ツアーが午後始まりだったのでホテルから少し歩いて出かけることに。

 マレーシアのシンボルみたいにもなっているツインタワー に行く。高さなんと世界最高で412mといったかな。高いですよ。登れるが時間が決まっていてツアーが終わってからでは間に合わなそうだったから明日都合が合えば登ろうとあきらめた。

 ツインタワーの下のほうの階はショッピングセンターになっていてひろーい。一時間ほどそこで買い物。一目惚れしたごついドラゴンの置物を、現金は足りなかったからカードで買った。生まれて初めてカードを使ったのだが店の人が「電話で確認をとってもいいか?」みたいなことを聞いてきた。初めは俺が電話で何かをしゃべらされるのかと思ってそう聞いた(つもり)ら「お前は何もしなくていい、こっちで全部やる。」と言われた(らしい)ので安心した。

 ツインタワーまでは歩いて10分くらいだったが道中何回か道路を横断しなければならない場面があって、どうやら現地の人は行き交う車の間を上手に(轢かれてもおかしくない)渡っていたので真似してみた。というより真似するしかなかった。信号つきの横断歩道も一箇所あった。押しボタン式であることに気づかず10分ほど待つ。青になったらなったで3秒ほどで点滅するという実にせっかちなつくり。待ち構えていた(若い)人しか渡ることはできないぎりぎりの設計だ。

 水は500mlのペットボトルを買って飲んだ。RM2くらいだったかな。U山は果敢にもRM1の缶ジュースを買っていた。一口飲ませてもらったがとてもとても・・・。チャレンジとは失敗がつきものだ。

 ツアーは30人くらいを乗せてバスで観光用の定番を何箇所か回った。ナショナルミュージアムの外の出店でお土産にと笛を買った。センス最高。しかし他にこのツアーに関しては特筆するようなことはない。強いてあげればバスの中ではいつもM井君は寝ていて、一生懸命説明(英語、ただでさえわからないのに早口でとてもじゃないが理解できない)しているガイドさんに悲しい目をされていたくらいか。

 王様の城を見学したが、入り口に 鉄砲を持った人 がいた。日本ではまず見かけないが。

うちわみたいな木を発見。

 帰ってきて夕飯の心配をする。今日は外に食いに行こうと 歩き回った がなかなかいいところが見つからず妥協気味にイタリア料理屋さんに入る。一人一皿ずつスパゲティーを頼んでみんなで一皿ピザを頼んだ。俺の頼んだのはなんとかペンネ、食べづらいのは許せたけどからいのは許してほしかった。そのときも辛いしペンネが俺の体から出て行くときはもっとツラかった。ここのレストランは水の料金をとらなかったみたいだったな。

 ホテルでは昨日行ったかわいいお姉ちゃんのいるビジネスセンターに行きインターネットをやる。日本の皆さん(先着2名)にhotmailでメールを送った。しかし10分300円というマレーシアにしては高めの料金で10分できりあげたため家族に送るのが精一杯だったし返事のチェックもできなかった。ま、俺が生きていることを伝えるのが目的だったからよしとしよう。

 忘れられない出来事としてホテルのバーで行われたショーを書かねばならない。4人でビール2本とフライドポテトしか頼まずにステージのまん前に2時間くらい居座ってやった。 セクシーなねえちゃん がステージの上から「日本から来たのか?」と聞いてきてU山がそうだと答えたら、すっごいハスキーな声で「Woo向いて、歩こWoo」って歌ってくれた。金は出してないけど気分は大金持ちだったね。また行きてぇ。


9月5日(木)

 朝飯くってツインタワーに行く。行ってまずタワーに登るチケット(無料)をもらった。4時間や5時間だと買い物も疲れる。昼飯はハンバーガー屋さんでセットを頼んだ。2番のセットが欲しいといいたかったのだがメニューを指差して「two set」といったら2番のセットが二つでてきた。なるほどと思いつつバイトらしい兄ちゃんに謝った。ごめんね。このセットについてきたドリンクが大不評で誰一人うまいと言わない。M井君はまずいまずいといいつつあっというまに飲み干した。

 ツインタワーに登った。てっぺんまではいかせてもらえないらしく途中にある渡り廊下みたいなところに閉じ込められて、さあ写真を撮れと。悔しいけど 写真を撮った。 「あのボルト、誰が締めたんだろうね。」とか作った人の苦労をねぎらった。えらいね。

 N先生に会った。マレーシアには入国しないで空港のホテルにいるっていっていたし別に約束したわけでもないのに偶然。びっくりした。このあと全員の顔から楽しい感情を意味する情報が読み取れなくなったのは言うまでもない。

 ホテルから空港はタクシーを使った。ベンツ。タクシーの運ちゃんは激しい。160km/hで走ること自体は高い車だから安定していて怖いとは思わない。けど、わざわざ車間距離50cmで走ることないでしょう?前の車がちょとでもブレーキ踏んだらガシャンだよ?ベンツガシャンよ?そんな運転にU山はこう洩らしたらしい。「クレイジータクシーだ。」と。あのね、多分通じてるよ。それ、日本語じゃないよ。

 二台のタクシーで空港に行ったもんだからばらばらに到着して困った。俺はM井君と二人で右往左往。わりとすぐ合流できたけどちゃんと決めておかないとはぐれるね。迷子のお知らせだってお願いもできないし、聞くほうもきっと気づかない。

 空港でもかなり時間あって、チョコレート屋さんのお姉ちゃんと 写真をとったりして遊んでいた。 ちっちゃくてかわーいい子だった。もうひとりの店員がふざけて「さよならのキスは?」とか言ったから密かに期待してしまった。一緒に写真を撮ったかわいい店員さんはぎこちなく「ウルサーイ」と日本語を発して「さよならのキス」にさよならをしてしまった。もーーぅ、残念。

 免税店ではブランド店めぐりに時間を使った。シャネルやベルサーチのシンボルをを体で表現している人もいたよね、M井君?
 クアラ・ルンプールを24時頃発つ。機内ではオレンジジュースの飲みすぎに気をつけよう。

旅を続ける。


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